某月某日
たくさんの催し物が一度に終わった。BOOKDAYとやまでは多くのお客様と言葉を交わし、ドキュメンタリー番組の反応は差し入れや手紙、また新規の相談で多くを感じ、読書会やライブ企画では開業当時を思い出し新鮮な気持ちになれた。その間に子どもたちとのやり取りがあり、盆と正月が一緒に来たようだった。諸々の準備と並行して、商品の入れ替えや配置換えも少々進めた。
放送の影響か「堀田さんのお話しをもっと聞いてみたい」と、声をかけてくださる方が何人か来られた。僕の活動に興味や関心を示してくれたみたく、ほんとに嬉しい限り。自身そんなに特別なことをしているつもりもないが、大切に思っていることを共有できる間柄が増えるのは心強いし、なによりも自信に繋がる。
自分に正直に生きるのは大変である。が、なにかしらの行動を起こせば大なり小なりの反応は帰ってくる。生きるとはそのことの積み重ねではなかろうか。その行動を起こしやすい環境が少しずつでも増えればいいなと心から思う。
今日みんなが帰った後、ひとりで楽器を吹いていた。休憩中、外に向かって煙草をふかしていた。何気なく振り返ると、ミミがスタンドに立ててある楽器に向かって飛びかかろうとしていた。その行動だけは是非とも控えてほしい。