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晴れ時々某月某日

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お世話になっている接骨院へ行ってきた。腰が悲鳴を上げ限界を感じてのことで、以前から早く来いと言われていたことのバチが当たった様子。ミミのいたずらを片付けるのもひと苦労だったが、気持ちの良い時間を過ごさせてもらい、教わった効果的なストレッチのお陰で少しずつ楽になってきた。今ではそのストレッチも習慣となり、気がつくと身体を動かしている。

僕が気にかけている部分は腰になるのだが、意識してほぐしているのは太ももの裏側と肩甲骨まわりで、この肩甲骨まわりをほぐすのが腰に対して以外に効いていると感じている。理屈はいろいろと考えられるが、腰だからといってその周辺だけに手をいれるのは、どうやら違うらしい。

先日ひとりの来店があった。10年単位で社会から離脱しており、その復帰を望んでいるがうまくいかないとのことだった。やり取りを重ね整理を進めると、本人の抱えている問題とは別の問題が障害になっていると明確になった。また別の来店者はこの春新しい環境になることへの不安を抱えているとのことだったが、別のところにもっと大きな不安を抱えていた。

求めることに対してそのまま答えを出したとして、スマートに事の運ぶことは難しいだろう。そもそも本人たちは目一杯やってきてのことである。事例検討などに参加して思うが、僕たちは本人の気づかない部分を浮き彫りにさせ、気づいてもらうことが役割なのではないかと考えている。

こころと身体は繋がっていて、腰は肩甲骨と繋がっている。ストレッチの最中に僕の腰に負荷をかけてくるミミだが、愛猫と繋がっていると思っているのは僕だけなのかもしれない。


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