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晴れ時々某月某日

店主について

晴れ時々

某月某日

少しずつ本が増えてきましたねと、ある新聞記者さん。お店の周辺で家屋の取り壊し作業が行われるその段取りが進んでいる表れだ。これから先、住人の減っていくであろうことが予測される地域を選び、新しく生活の拠点を構えた僕の判断はおかしかったのだろうか。など...

晴れ時々

某月某日

2冊目の文芸誌が完成した。古本なるや6年目を記念し、文芸部員がこれまで縁のあった方々に声をかけて作ってくれたものである。土地の表情が大きくかわり心も足元も不安定の続くなか、僕のひとつの支えとなった。取り扱いは当店とさまのこ屋さんのみ、店頭にて1000円...

晴れ時々

某月某日

ある日中の出来事。若者と口げんかになったと、ひとりのおじいさん。どうやらおじいさんが車を運転中に前方不注意で若者を轢きそうになったらしい。気になるところがいくらかあったので話しを聴くと、おじいさんの言い分はこうだった。 「ここに住み始めてウン十年。...

晴れ時々

某月某日

あるニュースサイトで2つの記事が目に止まった。1つは母親が包丁で子供を傷つけたものと、1つは女性の自殺率に関するもの。いずれも県内のニュースである。一見それぞれの内容であることは確かだが、行動に違いがあるだけで行動をとってしまう背景は同じではないかと...

晴れ時々

某月某日

今日は桜桃忌。この桜桃忌とは太宰治の誕生日でありながら悲しいかな残念な姿となって発見された日でもある。彼を偲ぶ方々が毎年禅林寺に集まりそれぞれに耽るそうだが、この同じ日に新しい挑戦をはじめた方もいる。 話すこともままならなかったその方は周囲と少しず...

晴れ時々

4月27日

棚に収まった言葉たちが我慢しきれず店内を飛び交い。4か月ぶりの営業は場所が変わって、ゆっくりと話し終えるそのらしさは変わらず。 お久しぶりです。元気にしていましたか。花がたくさん届きました。素敵な看板も付きました。僕は変わらずのつもりでいます。

晴れ時々

某月某日

お店の取り壊しが決まった。形のあるものはいずれなくなるけれど、やってきたことは残っている。どんどん発展させながら前に進もう。

晴れ時々

某月某日

2024年を迎えるとともに生活の基盤を失った。能登半島地震による影響で、現在は仮住まい先で生活をしている。 家もお店も復旧が困難な状況で今後の見通しはまだ立てることが出来ていないが、何かしらの形でまたみんなで集まれる場所は作りたいと考えている。 個人で...

晴れ時々

某月某日

出店準備を進めている中、段ボール箱を抱えた友人男性がやってきた。その彼は金属加工の職人で、また趣味の域を越えたジャズギタリストでもある。いろんな意味で魅力的な行動を取るその彼の話はとてもおもしろく、準備そっちのけで久しぶりの会話を楽しんだ。そんな...

漫筆

50年近く過ごしてきた中で僕がこれまでに学んだことと言えば、意地を張ってもロクなことはない、意味のないと思えることが実は大切、お金は大切だけど大切なことはお金にならない、デニム最強、糸魚川の米は美味い、猫は思いのほかかわいい、程度のもので福祉という...

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