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晴れ時々某月某日

50年近く過ごしてきた中で僕がこれまでに学んだことと言えば、意地を張ってもロクなことはない、意味のないと思えることが実は大切、お金は大切だけど大切なことはお金にならない、デニム最強、糸魚川の米は美味い、猫は思いのほかかわいい、程度のもので福祉という分野は特に専門的に学んでいない。

団体での活動は別にして、僕の日々の活動に関してそんなの福祉じゃないと言われることもあるが、福祉か否かは僕にとってはどちらでもよく、福祉の前段階にもっと大切なものがあると思って活動している。

僕のいうところの福祉の前段階とは人との関わり合いのことを指す。いわゆる人間関係のことで、求められる内容の多くは孤立感が背景にあり、最終的には生活困窮に繋がる。

個人がなんらかの理由により調子を崩したことで医療や福祉に繋がる。ここで回復に向かえばなんら問題はないけれど、すべてが医療の問題ではなく、基本的信頼を失ってる場合はどのようなサービスがあろうと調子は崩れやすい。僕の活動はこの基本的信頼の部分に触れている。らしい。

この基本的信頼は関係性によって大きく左右されるもので、医療や福祉などの一時的なサービスだけでは補うことはできない。ではなにで補うことができるのか。個人である。

ありがたいことにフジテレビドキュメンタリー大賞にノミネートされたことで全国から相談事や応援メッセージが届く。その中で「やってみたいけどどうしたらいいのか分からない」「資格や学歴がないから二の足を踏んでいる」との内容が目立った。

専門的な知識が必要になる場面は多くあるにせよ、このような活動に興味を示してくれる個人がいることは素敵な財産として考えていい。どれだけ組織立ててサービスを考えても当事者は目の前にいる個人と向き合っている。この個人をどう育てていくかが、今後の孤立問題の大切な部分になるだろう。

僕は大したことをやっているつもりはないが、前段階では人と向き合うことに対して立場や学歴は邪魔になると考えている。ではなにが必要になってくるのか。気になった方は連絡してもらえたらと思う。一緒に考えましょう。

誇れるものが過去の学歴しかなく、立場の弱いものを見つけてマウントを取っては満たされない気持ちを埋めようとするそんな姿を見ていると、よほどの苦しさしか伝わってこないのはまた別のお話。


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