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晴れ時々某月某日

コロナウイルスの影響で話したい事が話せなくなったとお客さんの声。どこを見ても最優先事項がコロナウイルスなのでそう思っても仕方ないが、この背景には相手に気を遣って言いたい事が言えなくなるという本人の特性が見え隠れしている。

相手を気遣うことは素敵且つ大切なことではあるが、度を越えるとため込み、そこから自分を責め、自己肯定感がだだ下がり、調子をさらに悪くさせてしまう。本当は言ってもいいのに。嗚呼なぜ辛くなるまで我慢してしまうのか。無論そこには無意識でそうさせてしまうれっきとした背景や理由が存在する。そもそも優しさからの気遣いとは違った気遣いがそうさせているのだが。

その背景や理由を探り、今後どうやって少しずつでも楽に過ごしていけるようになるかを一緒に考えるのがおじさんの仕事でもあるが、今適切な環境であればコロナウイルス以外の相談も平気な顔でしてよい。受け入れてくれなさそう、取り合ってもらえなさそうと自分で決めずに、何か抱え込んでいるのであればとりあえず話してみることから始めよう。もし断られてしまったならば、次の一手を考えればよし。

今忙しい、それどころじゃないと言われた時の絶望感は計り知れない。辛さしんどさに優先順位はないと言い切りたいものである。


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