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晴れ時々某月某日

酔っ払い3人組から連絡をもらいそのまま保護し、翌日病院へ連れていき健康診断。少々風邪気味だったものの、ごく健康であることがわかり一安心。生後1か月程度と判断される。体重400g。耳が印象的だったのとみーみーと鳴いていたのとおじさんが耳を使う仕事をしていることから名前をミミ(雌)と名付けたが「ベタやな~」とこき下ろされる。初めての病院で「ホリタミミちゃ~ん」と呼ばれ、何故かおじさんが赤面する。


何を食するのか皆目見当がつかなかったのでミルクとウェットフードを並べて眺める。結果ウェットフードがお気に召されたためとりあえず買い込む。病院代、トイレ用品、おもちゃ、キャリー等でおじさんのお小遣いが全て持っていかれる。トイレは早々に覚えてくれたので一安心。


生後約2か月程度、体重約800g。ご主人様を噛み始める。どうやら母親離れが早すぎたため力加減を学ばないでいるらしく、噛まれると結構痛い事が判明。仕方がないのでおじさんが母親代わりとなり噛んで見せようとするが即座に返り討ちに会い、また噛まれる。


品物の並べ替えや梱包作業の邪魔を覚え始め、おじさんふて寝中の図。喉に違和感があるらしく、保護当時からの擦れた鳴き声は「もしかするとこのまま続くことになるかも」と岩本先生に言われちょっと寂しくなる。が、元気は果てしなくあり仕事の邪魔ばかりしてくるためおじさん本気でケンカをし始める。夜遊びも盛んになり始め、おじさんの寝顔の上を軽快に駆け抜けるようになる。ウェットフード。まだ「ホリタミミちゃ~ん」と呼ばれる度に恥ずかしい気持ちになる。


生後約3か月、体重約1.3kg。少々ふてぶてしくなり始める。三度の飯の次に人の邪魔をすることに生き甲斐を感じたらしく、油断をするとすぐこうなる。看板猫も板につき、お客さんからの差し入れが始まると同時におじさんへの差し入れが減り始める。ウェットフード。


首輪もつけ始め、少々女の子らしくなるかと思いきや相変わらず毎日の様に噛みまくる日々。言われたしつけを試しているのだけどお構いなし。見返り美人を演出しているように見せかけて実はおじさんを噛むためにスタンバイしている図。


生後約4か月、体重約1.8kg。行動範囲がかなり広がり店舗内を縦横無尽に駆け巡り、様々なものをなぎ倒し始める。今のところ噛むのはおじさんの手足だけで、商品に手を出してないのが幸い。商品を噛み始めると弱るので今のうちに噛み返す練習をしておこうと思う。ドライフード。


結構大きくなってきた実感はあるが、人の邪魔は相変わらず。楽器の音に慣れておらず狂ったように飛び回るため練習を考えなければならない。おじさん休日はゆっくり寝たいのだけど早々に噛まれて起こされる。

毎朝起きてミミを見るたび大きくなったなあと思いながらご飯をくれてあげるが、そろそろお客さんを連れてきてほしいものである。人間様でよろしく。


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