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晴れ時々某月某日

アイスクリームを食べながら散歩していると、交差点から飛び出してきたダンプカーに跳ね飛ばされ、大切な帽子が飛んでいった。悲しくなって家に帰ると魔女が大きな鍋でなにかをぐつぐつと煮込んでいた。怖くなったので帽子のことは内緒にした。次の日に近くの海で貝殻を拾っていると突風でまた帽子が飛ばされてしまった。悲しくなって家に帰ると魔女は小さな声でなにかをぶつぶつと唱えていた。怖くなったのでまた帽子のことは内緒にした。ある日おおきな熊に襲われて歩けなくなった。帰ることもできず、気がつくと声をかけてくれる兵隊さんにも大丈夫としか言えなくなってしまっていた。


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