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晴れ時々某月某日

言い分シリーズ、夫の言い分。第1回目の今回は塵も積もればテンテンテン、生活を共にする永遠のパートナー故蔑ろには出来ない間柄であります夫婦間にスポットを当て、まずは夫という立場から聞いていこうという企画としました。

嫁「たまには早く帰ってきてよ」
夫「仕事だから仕方ない」

先ずこれだけのやり取りの中にも様々な背景がある訳で、その背景に触れる事もなく事実だけを拾ってご機嫌ななめとは少し一方的ではござらぬか?というのが分かりやすい例えなのだけど、この場合の背景には責任感やプレッシャー、はたまた仕事が好き、忙しい時期等々色んな事が想像出来るのだけど、そこを言っても聞こうとしない、言う隙さえ与えてくれない等々の状況がありすっきりできない事となる。しかし同じ環境にいる当事者の中には共感は存分にあるにせよ「分かってくれない嫁」ではなく「聞く余裕のない嫁」と感じている人もいて、そこで同じ「夫」という立場の中で新しい価値観の共有が生まれる。 ここが狙いな訳で。

この同じ「夫」という立場から新しい価値観を得る事が面白く、同じ立場だからこそ比較しやすく想像しやすくなる。

現に嫁は聞く余裕もない位忙しく仕事と家事をこなしているのかもしれないし、単純に寂しいだけかもしれない、体を気遣って言っているのかもしれない訳で、こういった考え方を持つことが出来れば回避できる摩擦も充分にある。

勿論共感も大切な事で、共感から生まれる仲間意識から更なる発見や気付きに繋がるし、人によっては充分な発散となる(笑)

今回行われた話の内容について詳しくは書けないのだけど、すごく興味深かったのは夫の目線の中にも親的目線、子的目線、長男次男的目線があった事で、夫だけど夫以外の目線がいり交じり、どの目線で話をしているのかが聞いてて面白かったです。夫として仕事をしているのか、男として仕事をしているのか、嫁として夫を待っているのか、女として待っているのか。という事でしょうか。嫁の立場、女性の立場で話を聞いてくれる人がいたら、もっと面白かったのに。

第1回言い分シリーズ、夫の言い分。来てくれた皆様ありがとうございました。また色んな形でお話が聞けたらなと思います。

第2回言い分シリーズは嫁の言い分にしようと思います。もやもやしている奥様方々、是非お話を聞かせて下さい。世の夫諸君、色んなお勉強が出来るかもしれませんよ。日時はまた改めて。


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